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お勧め書籍のご紹介

2009年03月08日

Roll of Thunder, Hear My Cry

今回はMildred D. Taylor著、"Roll of Thunder, Hear My Cry"をご紹介します。

タイトルを文字通り訳せば、「雷鳴よ、私の叫びを聴け」と、ちょっと堅苦しい感じを与えてしまいますが、1930年頃の南部アメリカを生き抜いた黒人の家族の物語です。アメリカで初の黒人大統領が就任したこともあり、最近、アメリカ社会の人種構成があらためて話題に上ることも多いようです。この物語は、著者の父親が語り聞かせた話をもとに書かれたものですが、家族が経験した事件だけでなく、当時のアメリカ社会が主人公の女の子の目を通し描写されています。人間の強さ、尊厳を再認識させるすばらしい作品です。下記に著者が文頭で自分の父親にふれている箇所を紹介します。

RollofThunder.jpgMy father was a master storyteller. He could tell a fine old story that made me hold my sides with rolling laughter and sent happy tears down my cheeks, or a story of stark reality that made me shiver and be grateful for my own warm, secure surroundings. ..... In time, he taught me of myself, of life. He taught me of hopes and dreams. And he taught me the love of words. Without his teachings, without his words, my words would not have been.

アメリカではこの本は小学高学年で読まれているようですが、高校一年生程度の英語力があれば、年齢を問わずどなたにも読んでいただきたい本です。なによりも、登場する人たちの強さ、人間性に惹かれるのでは?

2008年11月18日

Tooth Trouble

Abby Klein著、"Ready, Freddy!"シリーズから"Tooth Trouble"のご紹介です。

ToothTrouble.jpg小学一年生のフレディ。クラスで乳歯がまだぬけないたった一人の男の子。

I have a problem. A really, really big problem. I'm the only one in my class who hasn't lost a tooth.

Let me tell you about it.

どうしても歯を抜きたいフレディ。むちゃくちゃなフレディの作戦に笑ってしまいそう。会話がいっぱいで、英検4級レベルから読めますよ。

 

 

こんな表現が出てきます。 Can you figure out what they mean?

  • お姉ちゃんのスージーeがちょっとこわーい提案をします。

          Come on over here, and I'll punch you in the mouth. That should knock a few of those teeth loose.

  • フレディは「サメ」のおたく君。

    I know all about shark teeth. As soon as they lose one, another one grows in. Some sharks go through sixty thousand teeth in their lifetime. Isn't that amazing?

 

 

 

 

2008年03月12日

Because of Winn-Dixie by Kate DiCamillo

Because of Winn-Dixie.jpg10歳のオパールという女の子と、たまたま出会った犬との物語。その出会いの場所がウィンデキシーというスーパーマーケット。それがその犬の名前になってしまった! 牧師の父と新しい町で二人暮らしのオパールの生活がウィンディキシーがいることですこしずつ変わっていく。個性豊かな登場人物とのふれあいがやさしい文体でつづられていく。

日本語で読む場合は、小学校高学年がお勧め。英語であれば、3級から。オーデオファイルも利用できます。ただし、本の設定がアメリカ南部なので、それにあわせてかなりの南部なまりの読みですね。それも楽しいですね。うちの生徒も一人すっかり南部のアクセントがついてしまって….!!!


ISBN:
0763616052

2008年03月07日

Kira Kira by Cynthia Kadohata

kira-kira_kadohata.jpgシンシア・カドハタの初めての児童文学作品。2005年の「ニューベリー・メダル」を受賞作でもある。この物語は1950年代に日系アメリカ人のタケシマ家がアイオワからジョージアへと引っ越しをすることから始まる。両親はアイオワで日本食料品店を経営していたが、うまくいかず、ジョージアへ移ることを決める。両親はきびしい生活の中、リン、ケイティ、サミーの3人の子供たちのために、細やかな愛情を注ぎながら、なんとかして生活を安定させようと頑張る。この物語の語り手はケイティ。大好きな姉のリンは、頭がよくて、妹の面倒をよくみる、しっかり者の女の子。リンはケイティに、「きらきら」という言葉を教える。空や海や人々の目はみなきらきらで特別だとか、時には人種的偏見の不公平さまで教える。くったくのない少女が様々な経験で成長していく。当時の日系人の生活ぶりに触れる点でも意味深い本。この二人の少女の会話体で物語は進むので、英語的にも読みやすい。また、日本語で読む場合は小学生高学年向け。英語で読む場合は、英検3~準2級レベルがあればほぼ読めそうです。
ISBN: 0-689-85640-7