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2009年03月

2009年03月08日

Roll of Thunder, Hear My Cry

今回はMildred D. Taylor著、"Roll of Thunder, Hear My Cry"をご紹介します。

タイトルを文字通り訳せば、「雷鳴よ、私の叫びを聴け」と、ちょっと堅苦しい感じを与えてしまいますが、1930年頃の南部アメリカを生き抜いた黒人の家族の物語です。アメリカで初の黒人大統領が就任したこともあり、最近、アメリカ社会の人種構成があらためて話題に上ることも多いようです。この物語は、著者の父親が語り聞かせた話をもとに書かれたものですが、家族が経験した事件だけでなく、当時のアメリカ社会が主人公の女の子の目を通し描写されています。人間の強さ、尊厳を再認識させるすばらしい作品です。下記に著者が文頭で自分の父親にふれている箇所を紹介します。

RollofThunder.jpgMy father was a master storyteller. He could tell a fine old story that made me hold my sides with rolling laughter and sent happy tears down my cheeks, or a story of stark reality that made me shiver and be grateful for my own warm, secure surroundings. ..... In time, he taught me of myself, of life. He taught me of hopes and dreams. And he taught me the love of words. Without his teachings, without his words, my words would not have been.

アメリカではこの本は小学高学年で読まれているようですが、高校一年生程度の英語力があれば、年齢を問わずどなたにも読んでいただきたい本です。なによりも、登場する人たちの強さ、人間性に惹かれるのでは?